9月17日(日) 藤波辰爾ランチトークショー当日。
台風直撃が懸念されながらも、イベント開始までは、どんよりした曇り空ながらも大阪市内はなんとか雨が降らず。濡れることなく、会場となった大阪キャッスルホテルにお越しになれて、まずはひと安心。
それでも、遠方から来られる予定の方は、早々とJRが運転を見合わせると発表したためやむなくキャンセルせざるを得なかった。一方で、前日に藤波さんが出演したABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開!」を聞いて参加されたファンがいたことはうれしい限り。事情が事情とあって、当日になっての人数変更に対応していただいたホテル側に感謝。
第1部はランチタイム。藤波さんに乾杯の音頭を取っていただき、食事が一段落したころを見計らって、藤波さんが各テーブルを回って、サインとツーショット撮影に対応。そして休憩を挟んで第2部へ。こちらは2時間たっぷり、ノンストップで1970年の日本プロレス入門からの話を聞かせていただいた。
プロにMCをお願いしたのはいいが、アシスタントとして口を挟むタイミングがなかなか見つからない。もっと突っ込みたかったが、中途半端に終わったのが反省材料。
それでも、「藤波さんから見たジャイアント馬場」「馬場さんと猪木さんの本当の関係」「日プロ時代の巡業風景」「西ドイツ遠征での生活」「フロリダのゴッチ宅での生活」「アメリカのレスラー・関係者の間における猪木vsモハメド・アリ戦の評判」「“かませ犬事件”が勃発した後楽園ホールでの試合前の控室の様子」「反旗を翻した長州力の本心」など、これまであまり話されていないことをたっぷり公開していただいた。藤波さん自身、「それ聞かれたの初めて」という話もあり、「あまり話したことないから忘れてるかと思ったけど、話していくうちにだんだん思い出した。それも、その光景が頭に浮かんできた」と振り返ったほど内容が濃いトークに。集まったファンも興味深く聞いていただけて、なんとか乗り切った。
来場者プレゼントは、藤波さん自身、「書くのは何十年ぶりかな?」と言うほどの代物。事前の打ち合わせなしに、“21世紀に1枚しかないお宝”を目の前で作っていただいた。
さすがに47年間すべてを話すには2時間では時間が足りず。
“飛龍歴史街道”の続編も企画したいところだ。