6月20日(火) 巡業中のOFF。
ちょうど関東滞在ということで、都内で入院中の知人を見舞う。病人に「元気ですか?」と尋ねるのは不謹慎かなあ……と思いながらも、ほかに思い当たる言葉が見つからず、意を決して病室へ。エレベーターを降りたところで、彼とばったり。元気に歩いているではないか。脳梗塞と聞いていたのに……。
幸い症状が軽く、右顔面に麻痺が残る程度で、こちらが拍子抜けするほど元気。「リハビリしてるんですけど、片手でキャッチボールができるまで回復してビックリされたよ」とのこと。何でも明後日の退院が決まったのだとか。
「今はもう、症状が出たらパソコンで調べられるじゃないですか。その時点で、“脳梗塞だな”とわかって。“やばいなあ”と思いながらも、仕事が入ってたので1週間、放っておいた」とは信じられない。
退院したその日に現場復帰する予定だとか。無理するなよ……。兎にも角にも、元気そうでなにより。
見舞いを終えると、その足で横浜へ。NOAHのラジアントホール大会へお邪魔する。
「邪魔するんやったら帰って」と言われることもなく、逆に首都圏に現れたから、会う人みんなビックリした表情。
元大阪勢が新天地で頑張っているのはうれしい限り。多少、背伸びをしなければならないが、彼らにとっても勝負の時期である。
こちらも久しぶりに顔を合わせたのがコーディ・ホール。新日プロ時代より、のびのび闘っている感じ。彼自身も、「ニュージャパンでは一番下だったし、6人タッグや8人タッグが多くて。でも、NOAHではタッグだけじゃなくシングルマッチも組まれるし、相手も変わる。だから、いろいろ考えて闘わないといけない。それが楽しいよ。ニュージャパンと違う経験wの積ませてもらってる」と笑顔で話しかけてきた。
ただ気になったのは、大技ばかりに頼っていること。その点を指摘すると、「意見してくれてサンキュー」と返してきたので、「次に会う時を楽しみにしておくよ」と伝えた。
試合後は某氏と待ち合わせ。時間が遅いので、そのままちょっと一杯引っかける。
午後に見舞ったのが共通の知人なので、その経過報告。その後、出てきたのが「高山善廣」の名前。互いに現状が伝わってきていないので、「どうなんでしょうねえ……」とちょっと心配。
その後、話題は“1992年の前田日明とその周辺”に移り、さらに“2017年のWWEジャパン”に。盛り上がってきたところで終電の時間が迫ってきた。話を切り上げてお開きとする。