7月31日(金) 午後から、急きょ飛び込んできたゼウス選手のインタビュー。彼がオーナーの「KING GYM」へ向かう。
インタビュー後にジムで撮影。「普通に練習するんで、それを撮って下さい」とのこと。こちらに次のスケジュールが詰まっていることもあって、短時間に次々とメニューをこなしていく。
ウエートトレの後は大阪城公園へ出向く。上半身裸で街中を歩いていったが(いつもはランニングするのだとか)、途中、大阪城ホール前を横切ろうとすると、Hey! Say! JUMPのライブがあったようで、大勢の女性ファンがたむろしていた。その中を汗びっしょりで上半身裸の男が悠然に歩くものだから、ビックリしたような視線が突き刺してくる。それでもゼウスは意に介さず。
そして大阪城公園内の梅林で坂道ダッシュを何本もこなす。そこで撮影終了。
すぐさま地下鉄で次なる待ち合わせ場所へ向かう。少し遅れたところでBULLET CLUBと合流。そして阪神甲子園球場へ。
あまりにも暑く、「タクシーで」と言ってきたが、1台では乗り切れないし、大阪市内から甲子園球場まで、しかも夕刻ラッシュにぶつかる時間帯とあって、どれだけ料金がかかるかわからない。何とかそれを回避しようと、「ヤンキースタジアムに行くのと同じだ」と言いくるめて5人の大男を阪神電車に押し込んで甲子園へ向かう。
前売り段階でチケット完売とあって、甲子園に向かう電車は満員。BULET CLUBが吊革につかまっている光景というのも面白い。
そんなこんなで甲子園駅到着。出かける前は「暑い」と漏らしていた面々だが、球場を前にすると興奮度も上がってきたようで。
球場正面へ向かっているところで某カメラマンが駆け寄ってきた。どこで聞きつけたのか、タイガースの某投手がBULLET CLUBに会いたがっているとのこと。プライベートで来ているので報じられるわけではない。それでもいいとのことだったので選手に確認したところOKの返事。その旨を伝えると、球団側がバックステージパスを発給するとのこと。そのまま関係者入り口からダッグアウト裏へ。
突然の大男の訪問に球団関係者、報道陣はビックリした様子。バッタリ顔を合わせた某局のアナウンサーに事情を説明。どうやらリポート席に向かうところだったようで…。詳しい情報を収集できないままオンエアを迎えた模様。
我々は用意された部屋へ。試合前の練習が終わったところでマネジャー、トレーナーとともに背番号16の選手が入ってきた。
BULLET CLUBと顔を合わすなり驚いた表情を見せたが、次の瞬間、マウンドでは決して見せない笑顔に。握手を交わし、ウルフパックサインでのキスで記念撮影。ちなみに安藤優也投手はAJスタイルズのファンだとか。AJはツーショットを終えると、「ユーはBULLET CLUBのメンバーだ」と迎え入れた。これには安藤投手も大喜び。
その後、スタンドに向かう。BULLET CLUBの面々から安藤投手に関する質問を受ける。「リリーフで勝ち試合の7回に登板する」などと説明。「じゃあ、今日、投げるところを見られたらいいな」などと言い合いながらレフトスタンドに陣取る。そして観戦。
しかし、試合は4回表を終わったところで1−6。あまりにも一方的な試合展開に、マット・マートンは知り合いだというドク・ギャローズが、レフトの守備につくマートンに、「ヘイ、マイフレンド、こっち向け!」などとヤジを飛ばす。
今日は安藤投手の出番はないな…と思っていたところ、マートン、新井良太の連続本塁打をキッカケに逆襲に転じ、6回を終わったところで7−7の同点に。ここで安藤投手が登板。わが一団は「BULLET Tigers!」と興奮。
2回を無失点に抑えると、8回裏にマウロ・ゴメスの押し出し死球で勝ち越し。結果的に安藤が勝ち投手となり、福留孝介、マートンとともにヒーローインタビューにも登場。レストスタンドの一角は「BULLET POWERで勝ったんだ!」と大興奮。周囲を固めていたファンとの記念撮影を終えてから、またまた阪神電車に乗せてホテルに戻す。
疲れた1日だったが、エキサイティングなゲームだったこともあって、楽しんでくれてホッ。
ちなみに、BULLET CLUBが観戦しているところをTV中継で抜かれたそうで…。