6月21日(日) 阪神百貨店梅田店でスタン・ハンセンがトークショー&サイン会をするとのことで足を運ぶ。
予定時間の30分前に会場に到着したが、その時点で大混雑。とても撮影できる状態ではない。すでに300人ほどが集まっていたという。ちなみに、会場では阪神タイガースとのコラボTシャツ“ハンセン・タイガースTシャツ”が販売されたが、早々に売切れてしまったとか。購入できないファンが店員に詰め寄るシーンも。
この日は取材でなく、ある蜜命を受けていたので、それを遂行することに徹する。
まずは会場に到着するやボールを購入。そして邪魔にならない場所で待機。イベント開始時間が近づいてきたところで進行役が登場。注意事項を伝えていたが、偶然にも知り合いのDJ。何とか取っ掛かりができそう。
そしてハンセン登場。すると警備員が近づいてきて、目の前で「通路を空けてください」と整理し始めた。どうやら、こちらが待機していた方から入場してくるようだ。
ハンセンが目の前を通る際に、「Hey,Stan!」と声をかけると、例のごとく、「お前はいつも現れるな」といった表情。トークショーの間はおとなしくしながら、関係者の顔ぶれを確認。知っている顔が何人か。視線をこっちに向けるようにオーバーアクション。目が合うと、「何してるんだ?」とでも言いたげな表情を投げかけてきた。
サイン会が続く中、ハンセン付きの関係者と目が合う。すると「こっちに来てくれ」と合図された。「ファンがいる前で、そんなことできない」と伝えたが、「いいからこっちに来て。終わったらすぐに出て行くから」とのこと。そこまで言われては…ということで、ハンセンのすぐそばに。
サイン会の列が途切れたところで、場つなぎに「『Hurry Up!』って叫んだら」など、ハンセンと言葉を交わす。
最後のTシャツ購入者にサインをして、「もう少しで首位のポジションまで来ている。タイガースを応援してくれ」とメッセージを伝えてイベント終了。そのままハンセンを先導する形で、その場を離れる。「なんかドージョーボーイになった気分だ」とハンセンに伝えると笑っていた。
そしてそのまま関係者とともに控室へ。そこで囲み取材に応じるハンセン。そこでおもむろに先ほど購入していたボールを取り出し、「ここにサインしてください」と願い出る。笑いながらペンを走らせるハンセン。「ボールにサインしたことは?」と尋ねると、「Never」とのこと。ということで、“スタン・ハンセン初のサインボール”の出来上がり。おまけに、人差し指と小指を立てているロングホーンまで描いてくれた。
これでミッション完了。
このサインボールは、知り合いのスポーツバーのマスターへの誕生日プレゼントと化しましたとさ。