7月5日(金) 知人から連絡を受けたので、アントニオ猪木大阪選挙事務所開きにお邪魔する。
早めに到着すると、24年前の初出馬の際に見かけた懐かしい顔が。というか、ほとんどその当時の方々。今となっては、いろいろとしがらみもあるのだろうけど、“猪木”の名の下に再び集まってきたという感じ。
猪木はキタとミナミでの遊説を終えての到着。大勢の人に囲まれると予定を吹っ飛ばす性格だけに、大幅に到着が遅れるのは十分予想できたこと。ボケーッと待ってるのも暇だから、チラシや名刺に中央選挙管理委員会の許可証を張るお手伝いをする。
「大阪は維新の会の本丸だから」とトップ当選を誓って気勢を上げる周りの姿を見ていると、「お祭りだな」という印象。あるいは文化祭(学園祭)に似た感覚。
いつしか選挙事務所前には通りがかりの人たちが携帯電話を手に猪木の到着を待っている。
猪木は街頭演説が許される時間ギリギリに到着。「あと3分、大丈夫だな?」などと確認しながら、待っていた未有権者たちを「ダーッ!」。その後、事務所内で改めて“ダーッ!”で気勢を上げた。
その後、梅田に出て、お誘い下さった方と食事。
「NOAHは大丈夫なんですか?」
「潰れてるなら、すでに潰れてるよ。まだ生き残ってるってことは、何とか大丈夫ってこと」
「全日本はどうなんですか?」
「どっちの全日本? 白石派はそのうちKENSOが3冠チャンピオンになるんじゃないの? そうなった時、“ガチンコセメントプロレス”って胸を張って言えるかどうか。武藤派は新日本とどこまで深く絡むかだよね。○○とソリが合わなくて新日本を飛び出した選手もいるだけにね」
「新日本としては、オカダ・カズチカのライバルが欲しいところ。それも同年代の。新日本を見渡してもいない。内藤にしても世代的には一つ上だから。真田やKAIあたりが適任なんだよね」
「木谷オーナーはWWEのような2ブランド制が頭にあるはず。現状のメンバーだけでは、1リーグ制では多いけど、2リーグ制だと頭数が足らない。武藤派を加えると人数的にはちょうどいい。第3世代も生かせるし。それに2リーグ制にすればNEVERのベルトも活用できる」などと、プロレス推理小説で盛り上がった。