7月29日(日) 前日のダメージが残る中、VKF20周年記念大会へ出向く。
会場入りするや、IJ王者になった“ドインディーのベルトコレクター”“汚れのパンクラシスト”こと冨宅飛駈選手とばったり。「やっと全国区のベルトを獲りましたね」と声をかける。「ボクでいいんですかね?」と謙遜していたが、防衛戦の許可をいただいているとか。ッてことは、関西のドインディー団体でIJ選手権試合が開催される可能性は大いにあるということやね。
防衛戦だけにとどまらず、王座移動なんてことになったら…。
IJ王座奪取の報を聞いて、早速、守屋博昭(ジャパンプロレス2000)から挑戦させてほしいとの連絡が入ったそう。天龍ファンだからという理由だけで挑戦させるのはどうかと思うが…。
その冨宅が登場した6人タッグマッチ。スペル・デルフィンだけが浮いていた。1人、お笑いに持っていこうとして、周りがお付き合い程度に合わせていた感じ。声も通らないし。
すっかり古典になったネタを織り交ぜるのだが、洗練されたという感じでなく、古臭くなってしまったという印象。これなら第2試合で行われた菊タローvsGammaの方がよっぽど笑えたぞ。まぁ、もともとアドリブの利かない方なんで…。
そう考えると、大阪プロレスのくいしんぼう仮面、えべっさん、松山勘十郎の絡みは適度に進化しているんだなと実感。なにより彼らは、その日の客層によって、ネタを使い分ける技量を身につけている。
メインはGENTAROvs矢郷良明の第2代VKF王座決定戦。
試合後のGENTAROは落ち込んでいた。敗れたこと以上に、思い通りの試合ができなかったことが原因。あの状況になったら、箒が相手の方が試合しやすかっただろうなぁ…。
それはそうと、新王者が「借りを返さなければならない相手」として挙げたのは3人(?)。金村キンタロー、KENSOはまだ理解できるにしても、ドラゴンゲートって…。一体、何があったんだ?