11月27日(日) 取材前に大阪市長&府知事選挙の投票に出掛ける。出口調査には遭わず。投票を済ませてからIMPホールへ。
大阪プロレス&OZアカデミーのダブルヘッダー。
「天王山2011」開幕戦となった大阪プロレスの月刊ビッグショーだが、今回は収録なし。というわけで、解説の仕事もなし。
記者席で取材準備をしていると、スカイAの番組で“リングサイド女子”として起用されているタレントさんがやってきた。来月の収録に向けての勉強で観戦に来たのだとか。局関係者にいろいろとレクチャーを受けながら、時には拍手、時には歓声を挙げながらリングを眺めていた。せっかくだからと、翌週に迫った“real facebook 2nd”にお誘いする。スケジュールの都合がつけば参加していただけるよう。
さて、この日の公式戦は4試合。
驚いたのはジグソーの闘いぶり。CHIKARAで見た印象とガラッと変わっていた。日本向けにルードモードに変換していたのか?
それにしても、ブラックバファローがほとんど何もできぬまま完敗。攻防の展開の一部を記事にして送信したところ、「意味がわからない。相手がリング下にいるのに、なんでリング内からトペで踏み切ろうとするところにヒザが当たるのか?」との問い合わせが。で、写真を添付して説明すると、「凄い! こんなの想像できなかった」との返事が。
簡単に説明すると「場外へ飛び込もうとするところ、リング下にいたジグソーがその場でジャンプして、ロープの間から飛び込んできたバファローの顔面にヒザを叩き込む」というもの。自分が撮影したものでないため著作権の問題が生じる恐れがあるので、ここに添付できないのが残念。頑張って想像してください。
セミとメインはいずれも好勝負。
セミが玄人好みなら、メインは一見さんにもわかりやすいぶつかり合い。その中で、技を繰り出すバリエーションを変えてきた原田の“プロレス頭”が光った。
さて、夕方からはOZアカデミー。加藤園子復帰戦がメイン。
試合前、「何回目の復帰戦?」と言葉をかけると、「もう、記念日はいらないですよ」と苦笑い。
メインは乱入が多くてちょっとゴチャゴチャしすぎかなという印象。というか、レフェリーが反則を見逃しているんじゃないか? 興奮したリングサイドの観客が、レフェリーに対して「仕事しろ!」とヤジを飛ばしていたのが、それを物語っている。
試合後、栗原あゆみから「今日のフィニッシュ技の名前、どうしたらいいですか?」との相談を持ちかけられる。何でもメキシコで覚えてきた技だとか。「じゃあ、スペイン語がいい?」などと話を振る。「“ラ・なんとか”とか“エル・なんとか”とか…」
「マロンクラッチっていうのがあるんですけど…」という栗原に、「マロングラッセなんてどう?」と伝えると、「おいしそうですけど、それじゃどんな技かわからない」と笑われた。
で、丸め込みということで決まったのが「○○○○」。気に入っていただけたようで。
なにに決まったかは試合結果で確かめてください。
取材を終えて帰路につく。大阪駅前に多くのカメラクルーが。どうやら大阪市長選の結果を受けての街頭インタビューのよう。
ここでも声はかからず。まぁ、“近づくなオーラ”を出しているので仕方ないか。
今回の選挙の結果を一言で表現するなら、「破壊なくして創造なし」といったところか…。