7月25日(日) 神戸で行われた中邑真輔トークショーにお邪魔する。立ち見も出るほどの大盛況で、約半数が女性ファン。内容に関しては、イベントに参加したファンの特権ということでここで詳しくお伝えするわけにはいかないが、気になった点をいくつか紹介。
前夜、NOAH大阪大会に参戦した中邑。その印象に関しては以下のように述べた。
「丸藤選手も青木選手も新日本に参戦しているので対抗戦という感じはしなかった」
「丸藤選手と初めて当たってみて、B型かなと…」
ほかには、
「プロレスラーになりたいと思ったのは、東京ドームのあの花道を歩きたいと思ったから」
「アマチュア時代からものすごく緊張しいで、団体戦なんかでは自分の出番の直前になってもトイレに行って吐いてから試合に臨むとか。そんな自分がものすごくかっこ悪く感じて…。それを克服するにはどうすればいいか。プロレスラーって年間100試合もしててスゲェなって。そんな環境に身を置けば、緊張しいが克服できるんじゃないかと…」
「緊張しなくなるにはっていろいろ考えたけど、気合とかじゃどうしようもなくて。外からの要因で何とか克服しようって考えて、食事とかに気を使うようになった」
さて、神戸と中邑といえば例の発言。それに関しては…
「周りが猪木さんのことをなかったことにしようとする風潮があって。猪木さんが新日本を作ったことは事実だし、ストロングスタイルを受け継ぐのは自分しかいないんじゃないかなと思って。別に咄嗟に出たわけでもないし、何もないのに発言しても誰も気にとめないだろうから、あのタイミングでの発言になった。猪木さんと(観客のいる前で)試合すれば、また新しいものが見えてくるんじゃないかと思って。周りの反応も想定したうえでのこと」
格闘技に関しては…
「はやりに左右されないで、技術を磨いていけば面白いんじゃないかと。それをしっかりしてれば十分対応できると思う」
CHAOSを結成してからファンの前で発言する機会が少なかっただけに、ヨシ・タツネタも含めて興味深い言葉が飛び出した中邑真輔トークショーだった。