10月25日(日) 全日本神戸大会取材。
アリーナ後方までびっしりとイスが並べられて超満員。京平さんに「○○より入ってますよ」と伝えると、「そうなの? でも、この前の大阪(府立)は入ってたなあ…」。確かにあの府立は四天王時代を思い起こすほどの入りだった。
注目はヘイトの世界ジュニア挑戦。本人いわく、「シングルのタイトルマッチは初めて」。ということは、プロレス人生最大の晴れ舞台?
自身の晴れ舞台を盛り上げるため、チケットも相当、売ったんだろうなあ…。それにしても大減量の成功には驚き。首の細さは相変わらず気になったけど。
MAZADA、スペル・クレイジー、アレクサンダー大塚がアリーナ後方から世界ジュニア戦を不安げに眺めている。「ハヤシさんが心配で…」とのこと。
試合は全日本のタイトルマッチらしからぬ乱戦に。だからではないが、何度か「もしかしてタイトル移動?」といったシーンも。カズの技量をあらためて感じた次第。
もうひとつの注目は、プロレス復帰後、関西初登場となる船木。鈴木との絡みは全日本マットでは異色の闘い模様。その分、緊張感は高まった。
いきなりヒールホールドを決められことで、防戦に回ることが多かった船木。それが逆に次への期待感を高めることに。ショートタイツとレスリングブーツでリングに上がった時が、本当の意味で“プロレスラー船木完全復帰”となるんじゃないかと思った次第。