4月23日(木) FCWアリーナへ向かう。今回は事前に連絡してないこともあって取材抜き。チケットを購入しようとしたところ、「(カネは)いらないよ」と言われた。さすがに気が引けるので、「今日は取材じゃないから」と告げたものの、「何言ってるんだ、見ていけ」だって。$10なんだから払うのに…。
久しぶりに客席に腰かけて観戦。気分が違うといろんな発見があるものだ。1軍入りしているDHスミス(デイビーボーイ・ジュニア)はさすがに貫禄あるわ。安心して見ていられる。将来のトップ候補でしょう。D−LOも「(DHスミスは)ケガさえしなければ、3年後にトップに立ってるはず」と言っていた。ちなみに今の1軍のヤングボーイの中では、コフィ・キングストンを高く評価してました。
試合後、スティーブ・カーン、トム・プリチャード、ノーマン・スマイリー、ビリー・キッドマンといったトレイナーたちに挨拶。スマイリーは週プロに掲載されたインタビューを喜んでくれた。さらに山本をはじめ、以前顔を合わせた選手が次々と挨拶にやってきた。こちらが恐縮してしまうほど。中には、「俺の試合はどうだった?」と意見を求めてくる選手も。せっかくだから、感じたことを伝えると、「Thank you。また来ていろいろとアドバイスしてくれ」だって。
立ち話をしていると、一人の女性を紹介された。「DHスミスの母」だという。ということはダイアナ? じつに気さくなご婦人。そこで切り札投入。「実はミスター・ヒトにお世話になったんです」と伝えると、「OH! 彼は今どうしてるの?」などと近況を尋ねてきた。「彼によろしく伝えて。連絡先を教えるわ」ということで、DHスミスの電話番号もGET。今、タンパで一緒に暮らしているんだとか。
いやあ、まだまだミスター・ヒトの名前は通じるんですな。
以前は「ジミー鈴木をご存知ですか?」というのを決まり文句のように使っていた。例外なく「YES!」と答えが返ってくるのだが、なぜか次の瞬間、大爆笑。チャイナなんて5分以上も笑いっぱなしだったもんな。いまだにその理由はわからずじまい。