1月13日(火) 元ヤクルトスワローズ、若松勉氏が殿堂入りに選出された。生涯打率.319は歴代2位、4000打数以上となると歴代トップ。まさに“小さな大打者”だ。一番打者としてだけでなく、三番、四番も任された打者。対戦する投手にとっては実に嫌なタイプだったろう。
若松氏といえば、偶然入った行きつけの(ってどういう表現や!?)大阪市内の某小料理屋のカウンターで隣になったことがある。現役時代からスワローズの宿舎が近いこともあって(その料理屋は早朝まで営業していた)、大阪遠征の際には通っていたのだとか。そのときは現役引退後。野球解説者として久しぶりに来阪したことから立ち寄ったという。その日の中継の解説を終えてからだから、相当深い時間だったと記憶している。
当時、阪神タイガースはBクラスが指定席だった。まだシーズンが始まって間もないこともあって、「今年のタイガースはどうですか?」と酒の勢いに任せて尋ねたところ、一般人の質問にも丁寧に答えていただいたことを思い出す。最後は、「大阪のファンは熱いね」と笑っていたっけ。
その後も、その料理屋には何度も足を運ばれていたそうだが、残念ながら会う機会はなかった。
そういえばその料理屋には、劇団四季の方々も大阪公演の際には訪れていたし、みんなから「おかあちゃん」と呼ばれていたおかみさんも、大阪公演の際には差し入れを持参して楽屋まで訪ねていたとか。その際に「○日に行くから、××(料理)を用意ていて」なんてリクエストされていたとか。別に大層な料理でなく、粕汁とか魚の煮つけとか家庭的な料理ばかり希望されていたようですが…。
そこでは不倫騒動中の古手川伸子がカウンターいて、お酌されたこともあったなあ…。ほかにも篠原涼子と結婚するはるか前の市村正親が来店していたことも。
そういえば最近、そういう行きつけの店がなくなった。開拓しようかな…。