10月17日(水) プロ野球のレギュラーシーズンが終了。10月から各ラジオ局はオフシーズンプログラムに突入した。それでも、夕刻は何かとプロ野球を題材にした番組が多く、ファンの興味を引きつけようとしている。
そんな中、某番組に元阪神タイガースの江本孟紀氏がゲスト出演。MC、アシスタント、同じく元タイガースのノーヒッター湯舟元投手とのミニインタビューとなったが、初めて明かされる秘話満載。タレントでもある江本氏だけに、一つのエピソードを語るにしても、話の落としどころが抜群。そのたびにスタジオ内が爆笑に包まれる。
南海ホークス(現ソフトバンクホークス)時代の話では、世界の盗塁王・福本豊氏と野村捕手の対決で、「ノムさんのボールがセカンドに届くころには、福本さんはセカンドベースの上に立ってスコアボードを見ていた。それぐらい足が速かった」など。
タイガース時代では、青の話は避けて通れない。そう、例の“ベンチがアホやから事件”。
実はマウンドを降りてベンチに戻る際、手にしていたグローブを叩き付け、「ベンチがアホやからやってられない」と口にした江本氏。後日、自ら引退を申し入れて任意引退に。
それはともかく、あの日以来、阪神甲子園球場のロッカールームには足を踏み入れていないという。ロッカーに入れて置いたユニフォームなどの私物を取りにいくこともなかったというのだ。江本氏自身、「だからボクの手元にタイガースグッズは残っていない。最後に着たユニフォームもどこにいったかわからない」と語る。
このシーズンオフから本格的な改修工事が行われている阪神甲子園球場。もしかすると、球場の倉庫に眠っているのかも。宝探しみたいになってきた……。