元Fight野郎

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【2019.08.02 Friday 】 author : スポンサードリンク | - | - | - |
蒲田徹
 7月27日(金) 久しぶりに自宅に戻った。真っ先にしたのが情報収集。JS氏のblog閉鎖に関しては、すでに関係各位から連絡をいただいていたので驚きに値せず。これによりごく一部で「三位一体型」と表された当blogも新たな立ち位置を探さなければならなくなったことだけは確かだ(というが、全くそんなことは意識していない)。
 さて、またしても飛び込んできたのが訃報。7月23日(現地時間)にトーア・カマタが亡くなった。70歳。
 日本ではその体形、ヒールスタイルからアビー(アブドーラ・ザ・ブッチャー)のコピーと思われているカマタだが、「タフな東洋人による拷問ファイト」というスタイルを開発したレスラー。ちなみに「トーア・カマタ」のリングネームは「蒲田徹(かまた・とおる)」という日本人名から拝借もので、K−1、新日マットに参戦したTOAとは由来が違う(トーア・カマタはTor Kamata)。

 カマタと直接の面識はないが、Canadian Hall of Famerである彼は、モントリオール、カルガリーではミスター・ヒトとの東洋コンビで活躍したのだとか。ヒトいわく、「いいヤツだった。特にハートがね」。

 あるTVインタビューでのエピソード。プロモーターから怪奇派東洋人をイメージするパフォーマンスとして、「鯖を生で食ってくれ」と頼まれた。まだ寿司がポピュラーでない時代で、生で魚を食べるのはクレイジー。プロモーターは冷凍の鯖を用意。ある程度解凍させたところで、切り身ではなく、そのままかじってくれと頼んできたのだ。
 「そんなもの食えないよ」とヒトは拒否したが、「オレがやる」とプロモーターの要請に応えたのがカマタ。カメラが回り一通りしゃべり終えたところで、カマタGATEにしていた鯖をガブリ。しかも尾の部分ではなく、腹を噛みちぎったものだから、口の周りにははらわたがまとわりついたという。
 ヒトは横で鯖にかぶりついているカマタを見て、気持ち悪くなったという。それでも思い描いていた以上の絵が撮れたことでプロモーターは大喜び。もちろんNGが出るはずもなく、収録は一発OK。そこまでしたのだから、このコンビがビッグヒールになったのはいうまでもない。

 少年時代に満足な教育が受けられなかったカマタは、5以上は数えられなかったという。それでもハワイで開業したドーナツ屋は大繁盛。売り上げを紙に記録するのだが、カマタは数字ではなく線(棒)を書いていたという。タテに4本引いて、5本目はそれらにクロスするように横に引く。それで「5」を表していたとか。その「5本線」がいくつあるかで売り上げがわかる仕組み。「できない」「わからない」ではなく、自分の能力に合わせて工夫。ある意味、頭の回転はよかったのかもしれない。「普通に数を数えることはできないんだけど、カネの勘定だけは間違えなかったな」とはミスター・ヒトの証言。

 「カマタは女性が好きでね……」とミスター・ヒト。「まあ、男好きよりはよっぽどいいけど(笑い)」。
 カルガリーでは女性同伴で会場入りすることもあったという。中には「あれが好きな女がいた」(ミスター・ヒト)とか。時には、「コイツがほかの男としたいからっていうから」ということもあったという。カマタはその彼女と試合前にトイレで一戦交えたが、事に及んでいる間、トイレの前にはレスラー、関係者が列を作っていたとか。もめないように、カマタは事前に順番を決めていたという。
 ちなみにミスター・ヒトが試合を終えてトイレに行くと、個室から「パンパンパンパン……」という音が響いていたそうだ。

 来日した際には、桜エビを大量に買って帰ったとか。それで一発当てたというから商才も備わっていたのだろう。

 ハワイ出身のカマタだが、晩年はカルガリーに住んでいたという。よほどカナダの水が合ったのだろう。
 合掌。
【2007.07.28 Saturday 11:03】 author : 元Fight野郎 | Mr. Hito | comments(4) | trackbacks(0) |
博多にて
 7月22日(日) 「プロレス感謝祭」取材のため博多へ。スターレーンに来るのはいつ以来だろう。
 某取材班と挨拶を交わしたところ、「スターレーンってもっと広くなかったですか?」との言葉が。「パネルで仕切ってますから。全体の3分の2しか使ってないんで、そう感じるんでしょう」と返すと納得した様子。
 同イベントのプロモーターとも久しぶりの顔合わせ。
 「○○辞められたんですって? 今、どうされてるんですか?」
 「フリーです」
 「大変でしょ?」
 などの話。プロレス界がもっと元気だったらなあ……。それならこんなに“難民”があふれることはないか。

 エルドラドのオーナーであるF氏の姿も。
 「△△の件で一応□□に話は振ってみました」と伝える。
 「ぜひやりたいですね。◎◎スペシャルとして」と笑顔がこぼれる。
 「▼▼一家も話してみたんですけど」
 「それだったら、そっちに持っていかれちゃいますよ」
 「じゃあ、▼▼一家をゲスト参戦させては?」
 「でも、どっちにしてもやりたいですね。そこ、使えたらいいですね」
 本社が来年に移転するそうなので、その会場を残すかどうかという問題も。とにかく、早く決まればいいのだが。実現すれば大阪のファンも喜ぶことだろう。
【2007.07.28 Saturday 09:00】 author : 元Fight野郎 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
紛失
 7月26日(木) 先日携帯電話を紛失した。すぐに心当たりに戻ってみたのだが見当たらず。仕事で必要に迫られることから、機種変更の手続き。痛い出費。
 新しい携帯を手に入れたから、紛失したものは必要ないかといえばそんなことはない。とにかくデータを引き継ぎたい。以前は手帳にアドレスを記入していたのだが、今やすべては携帯にメモリーするだけ。当然、友人、知人の電話番号など覚えていない。仕方ないので、データの送信をお願いする次第。といっても、パソコンなどに全員のデータを記憶させているわけではないので、一部しかGETできず。疎遠になっている友人からは、「新手の個人情報収集か?」といったメールが届いた。ウーン、誰かのように信用されていないのか……。
 そんなことより、携帯電話を拾得した人がイタズラしないかの方が心配。レスラーの携帯番号などがメモリーされているのだから。テッドさんなら笑って済ませてくれるだろうけど、シャレにならない人たちの番号も入っているから。
 「今日、携帯拾ったんだけど、いろんな人の番号が入ってるの」と酒の席でネタにされたりしたら大変。盛り上がって、「この人知ってる! 電話してみよ」「“鬼嫁”ってあるけど本当かな?」とかになったら……。
 なお、「JS」にかけると国際電話料金がかかります。
【2007.07.27 Friday 11:46】 author : 元Fight野郎 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
4キロ減
 7月25日(水) どうもウエストが緩くなったように感じたので、体重計に乗ってみた。約4キロのウエート減。慣れない仕事による心労か、それともそれによってタイトなスケジュールになった身労か。それとも……病気?
【2007.07.27 Friday 11:35】 author : 元Fight野郎 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
新刊・復刊
 清水勉「週刊ゴング」元編集長が中心となって、専門誌「Gスピリット」を創刊することが決まった。辰巳出版をバックに「原点に返って」月刊で再出発するわけだが、残念なのは「ゴング」の名が消えてしまうこと。「G」にその流れを残すのだろうが、やはり「ゴング」という老舗ブランドを名乗れないのは痛手。“復刊”とのイメージがないからだ。プロレスファンからすれば“復刊”であっても、出版業界からすれば全くの新刊雑誌。それによるディスアドバンテージも多いはず。なんとか権利問題をクリアして「ゴング」を名乗れないものか。
 一方で別派ゴング残党組も専門誌を創刊するという。どうせなら第2次UWFのように歴代編集長が3派に分裂して、それぞれが新刊を創刊してはどうか? そうなると表向きは盛り上がるようにみえるがプロレスメディア界だが内情はダウン。虚構でしかない。

 さて、そういう「週刊ファイト」復刊はあるのだろうか?
 休刊からもうすぐ10カ月。これだけブランクがあると復刊は難しいのが実状。そういう話もあったが、最終的に「GO」サインが降りなかった現実を突き付けられもした。
 もはや商業誌としてのプロレス専門紙誌は厳しい。紙媒体だけでなく、映像を含めたプロレス専門メディアは苦境に立たされたまま、現況を打破できないでいる。開設時にはプロレス・格闘技専門チャンネルとして大きな話題となった「サムライTV」にしても事実上の身売りをしてしまっている。
 では、商業誌でなければ可能性はあるのか? 要するに専門誌のフリーペーパー化。
 これなら発行・配布さえしていれば潰れることはない。とはいうものの、取材費・印刷費を含めた経費をどうやって捻出するかが問題。「宣伝になるから」という理由で各団体から協賛金を募るわけにはいかないだろうし、そんなことをすれば団体の意向に添った記事しか載せられない。となると、フリーペーパーとしてのプロレス専門誌も実現の可能性は低い。
 今や情報に関してはインターネットで無料にてキャッチできる時代。しかも、個人のblogを含めれば、ほぼリアルタイムで。どうしてもタイムラグが生じる印刷媒体は、それだけで大きなハンディを抱えていることになる。

 だからといって個人的には「ファイト」復刊をあきらめたわけじゃない。商業誌、紙媒体にこだわるから障害があるわけで、その制約を取っ払えば少なからず可能性はあるはず。とはいうものの、従来のネット配信では、「ファイト」らしさが消えてしまう。
 どういう形になれ、問題はやはり経費をどうやって捻出するか。「赤字でも構わない」という奇特なスポンサーが現れるはずもない。何かいい方法はあるのか? まあ、立ち上げたら立ち上げたで、各団体が協力してくれるかどうかという問題も生じるが……。
【2007.07.27 Friday 11:13】 author : 元Fight野郎 | - | comments(1) | trackbacks(0) |
G1予想
 G1の出場メンバーと公式戦日程が決まった。というわけで予想を。

 4強はズバリ、永田、バーナード、棚橋、中邑。
 で、優勝は……中邑。
 理由は、ヒ・ミ・ツ。

 さて、当たりますかな?
【2007.07.23 Monday 08:14】 author : 元Fight野郎 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
ガンバテクダサイ
 7月21日(土) 大阪プロ取材のためデルフィンアリーナへ。
 会場入りすると某記者の姿が。挨拶を交わしたところ三言目に出たのが「JS」。
 「会う人会う人に聞かれるでしょ?」ですって言われても……。確かにそうなんですけど。私は広報じゃないんですから。
 まあ、新たな仕事に就くそうですから、大変でしょうけど頑張ってほしいものです。好きなジャンルのようですしね。
 好きなことを仕事にするのは、それだけでプレッシャーになるものです。周りは「好きなことを仕事にして、カネをもらえていいね」と言いますが、「好き」という理由だけで続けられるものではないですから。で、その仕事を辞めたら、「なんだ、好きなことも続けられないのか……」と見られてしまいます(そう見られなくとも、本人はそう思ってしまう)。
 だから「ガンバテクダサイ」(ドリー・ファンク・ジュニア風)。少なくとも業界関係者は第2の人生を妨害することはありませんから。
【2007.07.23 Monday 07:50】 author : 元Fight野郎 | - | comments(1) | trackbacks(0) |
鉄板前での談義
 7月20日(金) デルフィン社長に誘われて夕食をともにする。社長の友人が店長を務めていることもあって、大阪人らしくジャパニーズ・パンケーキ店「花鳥」(仮名)へ。
 鉄板を挟んで、デルフィンアリーナ移転先、株式公開のその後、沖縄進出など気になる部分の近況を聞き出す。
 デルフィンからも、「何でプロレス界はスターを作らないんですかね?」などといった疑問点が飛び出す。そういう大阪プロも、世間に通用するスターがいないのが現実。これでいいとは思っていないが、これといった策がないのも実状。「時代が変わった」というなら、その時代に見合った戦略を講じないと。
 メディアに関しては、“腐っても地上波”。CSやPPVで満足していては先はない。
 とにかくこの日は意見交換に終始。
【2007.07.22 Sunday 22:33】 author : 元Fight野郎 | - | comments(1) | trackbacks(0) |
夢で
 前々回のエントリーで夢の中での原稿依頼の話を書いたが、過去に原稿を書いた夢を見たことがある。しかも締め切り前夜。夢の中では早めに書き上がって寝たわけだが、目が覚めてビックリ。当たり前のことだが、原稿が仕上がっていない。
 「書き上げたはずなのに……」と思う時間もなく、とにかく締め切りに間に合わせないと。というわけで、慌てて書き始めた。
 残り1時間半で300行。気の遠くなるような分量。
 ところが予想に反してアッサリ書き上がった。とにかく文章がすらすらと出てくる。ほとんど無意識のうちにキーボードを打っている感じで終了。
 「何でこんなにすんなりと仕上がったんだ?」と思ったが、それもそのはず、夢の中で1度書き上げているのだ。
 いま考えてもても、あれは不思議な経験だった。
 それから原稿を書く前に一眠りするクセがついたのはいかんともしがたいが……。
【2007.07.20 Friday 21:05】 author : 元Fight野郎 | - | comments(3) | trackbacks(0) |
頑張れ!
 7月17日(火) JS氏が某航空会社での初出勤を終えたようだ。いろいろと“宿題”を出されたようだが……。
 頑張れ。応援するぞ。協力はしないけど。
【2007.07.20 Friday 21:04】 author : 元Fight野郎 | - | comments(1) | trackbacks(0) |
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